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【Youtube】クリック率の重要性&上げるための5つの対策!

アートブレインズ

Youtubeチャンネルを運用するにあたり、インプレッション数や、再生回数などデータの分析は必要不可欠です。

さまざまなデータがある中で「クリック率」も大切な指標の一つです。

ユーザーに満足してもらうために動画内容の充実に力を入れているけれど、なかなか再生数が伸びないという場合、クリック率に原因があるかもしれません。

今回の記事では、クリック率とはという基本的なことから、なぜクリック率が大切なのか、クリック率を上げるにはどのような対策が必要かなどを詳しく解説していきます。

クリック率とは

ここでは、クリック率を理解する上でまずは知っておかなければならない「インプレッション数」について解説していきます。

【基礎知識】まずは押さえておきたいインプレッション数

クリック率を理解する前にまず知っておかなければいけないのが「インプレッション数」です。

インプレッション数とは、Youtubeサイト内でサムネイルが表示された回数を表す数値で、この数値が高いほどYoutube側の評価が高いことを意味します。

インプレッション数は以下の条件のうち、画面に表示されているサムネイルの面積が50%以上で、かつ1秒間以上表示された時にカウントされるものです。

Youtube検索Youtubeの検索ボックスで直接キーワードを入力した時に出てくる動画
ホーム画面Youtubeを開いた時に最初に表示されている画面に出てくる動画
関連動画視聴中の動画と関連性が高い
再生リストチャンネル内でカテゴリ分けされた動画リスト

インプレッション数についての詳しい解説は以下の記事を参照してください。Youtubeのインプレッション数が伸びない7つの理由と改善策

【本題】クリック率とは

クリック率とは、インプレッション数に対してユーザーがどのくらいの割合でサムネイルをクリックしたかを表す数値です。

この値を見ることで、インプレッションといういわば視聴のチャンスが、どれだけの割合で実際の視聴に繋がっているかを知ることができます。

クリック率の求め方は以下の通りです。

クリック率 = クリック数 ÷ インプレッション数 × 100

例えば、インプレッション数が1,000のうち10回サムネがクリックされ動画が表示されたとすると

10(クリック数) ÷ 1,000(インプレッション) × 100 = 1(クリック率)

となり、クリック率は1%となります。

インプレッション数に対し、クリックされた回数が多ければ多い程クリック率が高くなり、Youtube側からの評価も上がります。

ユーザーに動画がインプレッションされても、その動画をクリックして視聴してもらわなければ何の意味もありません。

せっかくのインプレッションを無駄にしないためにも、クリック率を高める努力をしていきましょう。

クリック率の目標値は5~8%

それでは、クリック率がどれくらいの値であれば合格点といえるのでしょうか?

クリック率の目標値の目安は、5~8%です。

具体的な数値で表すと100のインプレッションに対してユーザーが5~8回のサムネイルのクリックをしたことになります。

このクリック率が5%を下回っている場合、その動画はYoutube側から「ユーザーから選択されない動画」と判断されてしまいます。

クリック率が下がるとYoutube側の評価が下がり、インプレッションが少なくなってしまい、多くのユーザーに動画をリーチすることができません。

一人でも多くのユーザーに動画の存在を知ってもらい、集客や売上UPに繋げていくためにも、クリック率を上げるための対策は大切なポイントの一つです。

クリック率の確認方法

これまでの解説で、自社のチャンネル内の動画のクリック率を確認したくなってきたのではないでしょうか。

ここからは、クリック率の確認方法を手順を追って分かりやすく説明していきます。

まずは、Youtubeの画面右上のアカウントをクリックし、YoutubeStudioを選択します。

画面左側の「コンテンツ」をクリックし、インプレッション数を確認したい動画の右横にある棒グラフのアイコンをクリックします。

リーチタブをクリックすることで、インプレッション数、クリック率を確認することができます。

クリック率を上げる5つの対策

アナリティクスで確認したクリック率が低かった場合、どのような対策を行えばよいのでしょうか?

クリック率を上げるには以下のような対策をするのがおすすめです。

  • チャンネル内のテーマは1つに絞る
  • タイトルを魅力的に
  • インパクトのあるサムネイルで目を引く
  • 競合のサムネイルとタイトルを参考にする
  • チャンネル名をもう一度考える

チャンネル内のテーマは1つに絞る

クリック率を上げるには、チャンネル内のテーマは1つに絞るのが鉄則です。

例えば、ダイエットに関する動画のサムネイルをクリックしたユーザーは、当然ですがダイエットに興味がある人です。

視聴した動画が興味深いと感じれば、次回の動画投稿時にインプレッションされた動画もクリックしてくれる可能性が高くなります。

しかし、次に投稿した動画が「大食いチャレンジ」だったらどうでしょう。

せっかく以前視聴してくれたユーザーの視聴履歴からその動画がインプレッションされたとしても、ダイエットとは真逆の内容のため、クリック率が下がってしまいます。

チャンネル内のテーマは1つに統一し、動画を視聴してくれたユーザーにクリックし続けてもらいましょう。

タイトルを魅力的に

タイトルを魅力的にするのもクリック率が上がる大切なポイントです。

ユーザーは、インプレッションされた動画に対し、タイトルとサムネイルを見て視聴するかどうかを判断するからです。

インプレッションという視聴のチャンスをモノにするために、どんな内容の動画なのか、そして視聴することでどのようなメリットがあるのかを具体的な数字を交えながら分かりやすく表現することが大切になってきます。

タイトルの詳しい付け方については以下の記事を参考にしてください
タイトルの記事のリンクを貼る

インパクトのあるサムネイルで目を引く

先ほど説明した通り、タイトルと併せてサムネイルもクリック率を上げる大切なポイントです。

タイトルで内容を伝え、インパクトのあるサムネイルで視聴者の興味をさらに深めるというように、それぞれ役割を持たせてクリック率を高めていきましょう。

キーワードを含めつつ「本当は教えたくない」、「一番分かりやすい」、「知らないと損」など思わずクリックしたくなるような言葉を使い、ユーザーを動画の視聴へと誘導しましょう。

サムネイルの詳しい付け方については以下の記事を参考にしてください
サムネイルの記事のリンクを貼る

競合のサムネイルとタイトルを参考にする

自社の競合となる人気チャンネルを調査し、そのチャンネル内のサムネイルとタイトルを参考にすることは、クリック率を上げる近道になります。

同じキーワードの動画を探し、自社の動画とはタイトルやサムネイルがどのように違うのかを分析し、より魅力的なサムネイルとタイトルを考えましょう。

チャンネル名をもう一度考える

動画のインプレッション時には、タイトルやサムネイルの他、チャンネル名も表示されます。

チャンネル名はユーザーが「何に特化したチャンネルなのか」を知る大切な情報源です。

クリック率があまり上がらない場合には、ユーザーがチャンネルのテーマを簡単に想像できるようなチャンネル名に変更することも考えましょう。

クリック率と併せて考えたい重要な指標

最終的な目標は、チャンネル内の動画でユーザーが満足する価値提供を行い、信頼を積み上げて集客や売上UPを狙うことです。

そのためには、動画の内容を最後まで見てもらわなければいけません。

視聴者がどれぐらいその動画に満足しているかを知るためにも、クリック率と併せて以下の項目も確認していく必要があります。

  • 総再生時間
  • 視聴者維持率

総再生時間

総再生時間とは、ユーザーがその動画を再生した時間の総合計の時間です。

総再生時間の多い動画は、多くのユーザーが動画を視聴している動画、すなわちユーザーの満足度を満たしている動画です。

ユーザーの満足度を満たす動画は、Youtube側からも評価され、インプレッションが増加します。

インプレッションが増加すれば、チャンネルや動画の存在を知らない人にもリーチする確率が高くなります。

そしてインプレッション時、サムネイルやタイトルが魅力的で、かつ動画の内容がユーザーのニーズを満たすものであれば、さらに総再生時間が伸びていき、さらなる認知拡大を狙うことができるでしょう。

視聴者維持率

視聴者維持率とは、視聴者が離脱せずに最後まで見たかどうかを表す割合です。

例えば、あるユーザーが10分の動画を5分見た場合、視聴者維持率は50%です。

この視聴者維持率が高ければ、ユーザーの満足度が高い動画ということになります。

視聴者維持率が高ければ、それに比例して総再生時間も増加するため、インプレッションも増え、多くの人に商品やサービスの魅力を届けることができます。

視聴者維持率を上げて総再生時間を増やすには、動画の長さも併せて考えましょう。

例えば

  • Aさん:1分の動画を30秒だけ見た → 視聴者維持率=50%
  • Bさん:10分の動画を5分見た   → 視聴者維持率=50%

上記はどちらも視聴者維持率は50%ですが、同じ視聴者維持率でもBさんが見た動画の方が総再生時間は多く加算されることになります。

このように、一つの指標だけをチェックするのではなく、さまざまなデータを組み合わせて最終的な視聴者の満足へと繋げていくことが大切です。

クリック率を上げて動画をたくさんの人に届けよう

クリック率は、インプレッションという動画視聴のチャンスを生かすためにも押さえておきたい大切な指標です。

しかし、一番大切なことはクリックしてくれた視聴しゃに満足のいく情報を届け信頼度を高めることで、サービスへの集客や売上UPに繋げていくことです。

さまざまなデータを総合的に判断し、よりよい動画作りを続けていきましょう。

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