あづまやきものひろば柴川義英さんとの対談を終えて
あづまやきものひろばの3代目である柴川義英さんにYouTubeチャンネルにご出演いただき、インタビューをさせていただきました。
動画では、これまで柴川さんがメディアでも話すことがなかった家業に戻られてからのお話や動画配信を始めるきっかけなどを中心にお伺いいたしました。
詳細は動画をご覧いただくとして、こちらの記事では対談を終えての感想などを編集後記として残したいなと思います。
なぜそこまで業界のために頑張れるのか不思議だった
柴川さんとの出会いは、2016年。日本で最大級の着物イベントである「きものサローネ」の実行委員メンバーとして協力してほしいと打診をいただいたのがきっかけでした。
当時、2014年に独立して、自社で運営している着物メディア「趣通信」をはじめて1年ほどのタイミングで、まだまだ着物業界での繋がりも認知もない状況でのご縁でした。
「着物業界以外から着物に興味を持ってくれるような人たちにイベントに来てもらいたい。」
「SNSなどを活用して、新しいファン層を作っていきたい。」
最初に柴川さんとお会いした時にそのようにオファーをいただき、それでしたらぜひご一緒させてくださいと、二つ返事をしたことで今日までの関係がスタートしました。
この8年ほどで、何度も柴川さんは自分のお店の話ではなく、着物業界・着物ファンをどう作っていくのかを業界関係者はもちろん、業界外の方々にも説明されるシーンを見てきました。
はじめはそんな柴川さんを見て、
「業界のため・ファンを作るためって、ちょっとパフォーマンスじゃ…?」なんて思っていたこともあります。(柴川さん、ごめんなさい。)
しかしご一緒する中で、幾度も真剣に着物業界は変わらなきゃいけない、新しいやり方や新しい人たちをどんどん取り入れなきゃいけないと訴え、実際に導入する姿勢などを拝見し、とても影響を受けました。
私もそんな柴川さんに何度もチャンスをいただいた一人です。
柴川さんになぜそこまでして、着物業界や着物のファン作りのために一生懸命なのか?聞いたことがあります。
「だって着物ファンが増えたら、あづまやの売上はもっと増える。選ばれるような店であるように努力しなきゃいけない。」そんなことを仰っていたのが印象的で覚えています。
動画では、なぜ目先の売上を作るのではなく、ファンを作ることを大切にされていたのか?お話をお伺いすることができ、マーケティング支援を事業展開している私たちとしても改めて襟を正さないといけないお話でした。
言うは易し、行うは難し。
14年の継続の中で飛躍的に伸びる8年間を見て
ライブ配信を継続していく中で、リアルタイムの視聴者数はどんどん伸び、来店者数の増加、そしてお店の売上への寄与度などお伺いさせていただきました。
柴川さんとご縁ができて8年間。特に直近の5年間の伸びは、コロナ禍のオンライン化による後押しはありつつも凄い伸びでした。
時代とともに配信する場はどんどん変えつつも、そこに集まるあづまやのファンの人たちの熱量は高まるばかりで、継続されてきた柴川さんのお話に誰よりも刺激を受けたのは私自身です。
一番難しい、大変な道をはじめから選択して、それを継続されてきた柴川さん。お話をお伺いしていた1時間があっという間でしたが、YouTube版とLINE登録後の後編として2本公開しております。
お店の販売促進や来店促進にYouTubeをはじめ動画を活用して施策を検討されている企業様にとって、14年間継続されてきている柴川さんのお話は多くの方にとって参考になる点が多く、そして勇気づけられます。
改めて、柴川さん貴重なお話をありがとうございました。
最後になりますが、弊社ではYouTubeを活用した販売促進をご支援しております。現在でも15社ほどのYouTubeチャンネルの運用を毎月支援しております。
LINE経由で無料相談も承っておりますので、これから立ち上げを検討されていらっしゃる企業様、伸び悩んでいらっしゃる企業様などご相談をいただけましたら幸いです。
※追伸
今回、インタビューにご協力いただきました「あづまやきものひろば」では毎週土曜日21時〜YouTubeにてライブ配信を行っております。
7月27日(土)21時〜の放送回は、私ケビンがゲストとして出演させていただくことになりました。対談の延長戦としてお話しさせていただければと思っております。
お時間許す方はぜひご笑覧ください。