【超重要】YouTube概要欄の書き方次第で再生数が伸びる!
企業がYouTubeチャンネルを持つことは、自社のブランディングや認知度の拡大そして集客などに役立つため、今や多くの企業がYouTubeチャンネルを立ち上げています。
自社のチャンネル内で視聴者に役立つ情報を動画で発信することで、視聴者との信頼関係が生まれ、そこから商品やサービスの購入へと繋がりやすくなるからです。
動画を一人でも多くの人に視聴してもらうためには、動画の内容はもちろん実は概要欄の充実も重要なポイントになってきます。
そこで、今回の記事ではYouTube概要欄とはという基本的な部分から、概要欄の編集のしかたや、概要欄を書く際のポイントや注意点まで詳しく解説していきます。
YouTube概要欄とは
YouTube概要欄は、動画の再生ページに表示される説明欄で、動画に関連する補足情報を視聴者に提供するために使用します。
概要欄は、全角で2,500文字、半角の場合は5,000文字までの入力が可能です。
パソコンとスマホでは表示形式が違う
概要欄はパソコンとスマホでは以下のように表示形式が異なります。
<パソコン>
パソコンの画面では通常はチャンネル名の下に数行だけ概要欄の内容が表示されています。
<スマートフォン>
一方スマホの画面では、概要欄は表示されません。
YouTube概要欄を表示する方法
それでは、概要欄はどうしたら見ることができるのでしょうか?
パソコンとスマートフォンそれぞれに見ていきましょう。
パソコンの画面で概要欄を見る場合
数行表示されている概要欄の一番下の行、「もっと見る」をクリックすると概要欄が表示されます。
下の図の赤枠で囲まれた部分が概要欄です。
スマートフォンで概要欄を見る場合
まずは、タイトルの下の行にある「その他」をタップします。
概要欄が数行表示されます。
さらに内容を見たい場合には「もっと見る」をタップします。
概要欄の全文が表示されました。
上記のように、パソコンでもスマホでも概要欄は意識的に見ようとしない限り表示されることはありません。
逆にいうと、概要欄を見る人は動画の内容に興味を持ってくれた人です。
興味を持って概要欄を見てくれた人に対向けて、適切な文章を入れておくことで、企業の最終的な目標である商品やサービスの売り上げに繋げやすくなるのです。
YouTube概要欄の充実が集客や売上に繋がるステップ
動画の概要欄を充実が、企業の最終的な目標である商品やサービスの売り上げに繋がるステップは以下の通りです。
- VSEO対策で動画を上位表示されやすくする
- 動画の再生回数の増加が期待できる
- 認知度の向上に役立つ
- 商品の購入やサービスの利用へ誘導しやすくなる
以下それぞれのステップごとに詳しく解説していきましょう。
VSEO対策で動画を上位表示されやすくする
VSEOとは、動画の検索エンジン最適化という意味で、ユーザーが調べたいキーワードに対して動画を上位表示させるために行うさまざまな施策のことです。
YouTubeの母体であるGoogleのAIは、YouTube内にある大量の動画の中から「よい動画」かどうかを判断し動画の表示順位を決めています。
動画のタイトルやテロップ、概要欄などの文字情報も、よい動画であるかどうかの判断基準の一つとなっています。
概要欄にユーザーが調べるであろうキーワードを意識的に入れることで、YouTube側にユーザーの検索キーワードに関連した動画であると判断してもらい、動画の上位表示を狙いましょう。
動画の再生回数の増加が期待できる
動画が上位表示されれば、自然と再生回数の増加も見込めます。
上位に表示された分、動画が多くの人の目に触れるチャンスが増えるからです。
動画を視聴した結果、視聴者が役に立ったと判断した動画、つまり視聴時間が長い動画であれば、さらにGoogleのAIから「視聴者のニーズを満足させるよい動画」であると判断され、おすすめや関連動画にも表示されやすくなります。
認知度の向上に役立つ
動画の再生回数が伸び、より多くの人がチャンネルの存在を知ることとなれば、その分チャンネルや企業自体の認知度も高まります。
これをきっかけにチャンネル内の他の動画を視聴する人も増え、動画を見た人がチャンネルや企業のファンになってくれる可能性もより高まるでしょう。
商品の購入やサービスの利用へ誘導しやすくなる
多くの人が動画を視聴してくれるようになれば、商品の購入やサービスの利用へと誘導しやすくなります。
視聴者が多くなった分、動画の内容に興味を持ち概要欄を開いてくれる人数も増えると予想されるからです。
視聴者が概要欄を見た時に、企業の情報や商品の購入にスムーズに誘導できるように、公式HPやECサイトのURLを記載しておけば、最終的な目標である売上UPを見込めます。
このように、概要欄の充実は売上UPの大きなカギとなるのです。
YouTube概要欄の設定方法
YouTubeの概要欄の主な設定の方法は、以下の2通りです。
- 動画投稿時に設定する方法
- 動画投稿後に設定する方法
動画投稿時に設定する方法
一つ目は動画の投稿を行う際に概要欄を設定する方法です。
投稿したい動画をアップロードした後に表示される以下の画面の「説明」の分部に概要欄に表示させたい内容を入力します。
動画投稿後に設定する方法
動画の投稿後でも、動画の概要欄の設定や変更を行うことが可能です。
まずは、YouTubeホーム画面右上のアカウントをクリックし、YouTubeStudioをクリックします。
画面左側のメニューから「コンテンツ」をクリックしチャンネル内の動画を表示させます。
概要欄を編集したい動画の鉛筆マークをクリックします。
表示された画面の説明欄に概要欄の内容を入力しましょう。
YouTube概要欄の書き方6つのポイント
ここからは、動画を上位表示させる上で大切なYouTubeの概要欄を書く際の以下の7つのポイントについて解説していきます。
- 1行目に着ワードを含める
- 最初の3行がカギ
- 10分以上の動画にはタイムスタンプを入れる
- ハッシュタグを3~4個設定する
- 毎回載せる情報は定型文を作る
- URLの貼り付けで公式HPや販売サイトに誘導
1行目にキーワードを含める
概要欄の1行目には動画視聴で狙うキーワードを必ず含めましょう。
概要欄の1行目にキーワードを入れるメリットは主に以下の3点です。
- パソコンでは概要欄が3行表示されるため1行目にキーワードがあると分かりやすい
- Youtube側が視聴者が検索したキーワードと関連性の高い動画であることを認識しやすくなる
最初の3行がカギ
概要欄は最初の3行が肝心です。
スマートフォンでは、ユーザーが見ようとしなければ概要欄は表示されませんが、パソコンの場合には概要欄の最初の3行は表示されているからです。
デフォルトで表示されている3行に動画の内容でどんな人に役立つ動画なのかを説明する文章を入れておくと、興味のある人に概要欄を開いてもらいやすくなります。
10分以上の動画にはタイムスタンプを入れる
10分以上の長尺の動画には概要欄にタイムスタンプを入れることをおすすめします。
タイムスタンプとは動画内の所定の部分までスキップすることができる視聴者にとって便利な機能です。
実際の概要欄では以下の様に表示されます。
「**:**」と時間が表記されている部分をクリックすることで、目的の再生時間までスキップすることができます。
タイムスタンプを概要欄に載せることで、視聴者は見たい部分だけをストレスなく見ることができ、さらに動画全体の流れを把握できるので長い動画には必ず付けましょう。
タイムスタンプの書き方
タイムスタンプは以下のどちらかの方法で記載する必要があります。
- 0:00 + 半角スペース + 文字列
- 00:00 + 半角スペース + 文字列
上記を一つのタイムスタンプごとに改行し記載します。
タイムスタンプ記載のルール
また、タイムスタンプの記載には以下のルールがあり、条件を満たさないとタイムスタンプとして認識されないので注意しましょう。
- 再生時間の表記は半角で行う
- 3つ以上のタイムスタンプを入れる
- タイムスタンプの間隔を10秒以上にする
ハッシュタグを3~4個設定する
概要欄にハッシュタグを付けたキーワードを入れると、チャンネル登録者数がまだ少ないチャンネルでもハッシュタグ検索をしたユーザーに動画を見つけてもらいやすくなります。
概要欄にハッシュタグ付きのキーワードを入力しておくと、動画のタイトル下にそのハッシュタグが3つだけ表示されます。
ユーザーが検索すると想定されるキーワードを3~4個設定しておきましょう。
ただし、ハッシュタグ付きのキーワードが多ければいいというものではなく、15個以上ある場合には、全てのハッシュタグが無効化されてしまうので注意が必要です。
毎回載せる情報は定型文を作る
概要欄の設定は、各動画ごとに必要になりますが、毎回載せる情報は定型文として登録しておくと入力の手間が省け便利です。
<定型文入力の方法>
まずは、YouTubeホーム画面右上のアカウントをクリックし、YouTubeStudioをクリックします。
画面左のメニューから設定をクリックします。
定型文として概要欄に常に載せたい以下のような情報を説明欄に入力しましょう。
- 公式HPやECサイトのURL
- チャンネルは配信者の事項紹介文
- チャンネルに共通するハッシュタグ
URLの貼り付けで公式HPや販売サイトへ誘導
概要欄にはリンクを貼ることもできます。
「もっと企業のことが知りたい」「他の動画も見てみたい」「動画で紹介していた商品を購入したい」
などのユーザーの要望に応えることができるように、企業の情報、または取り扱っている商品やサービスに関するサイトのURLやSNSのアカウントの情報を載せましょう。
記載しておきたい主なURLは以下の通りです。
- 自社のHP
- 動画内で紹介している商品の購入サイト
- 関連する動画のURL
- TwitterやInstagram、TikTokのSNSのURL
概要欄にリンクを貼ることは、視聴者の興味を行動へと誘導する大切なポイントです。
集客や売上UPの機会を逃さないように必ず記載しておきましょう。
YouTube概要欄を書くときの注意点
Youtube概要欄を書く際には、いくつか注意が必要な点があります。
動画と関係のない情報を書くのはNG
概要欄に動画の内容と直接関係のない情報を書くことは避けましょう。
せっかく動画の内容に興味があり概要欄を開いてくれたユーザーを混乱させてしまうからです。
概要欄は、必要な情報のみを見やすくシンプルに載せ、スムーズに集客や購入への誘導につなげましょう。
動画内で使用する素材の著作権には要注意
動画内で使用するBGMなどの素材の著作権には十分な注意が必要です。
著作権とは、他人が作ったものを無断で使用してはいけないという権利です。
YouTubeは特に著作権に対して厳しい媒体で、もし無断で使用してしまうと著作権の侵害となり、以下のような厳しい罰則を受けてしまうこともあります。
- チャンネル収益のはく奪
- Youtubeチャンネルの停止削除
このような事態を防ぐためにも、著作権を守った素材の使用が必要です。
例えばBGMや効果音を例に挙げると、YouTube側からの罰則を防ぐには以下の方法があります。
- 楽曲の作成者に直接使用許可をもらい使用する
- 有料サイトからダウンロードして使用する
- 無料サイトからダウンロードして使用する
YouTubeが公式に公開しているBGMの無料ダウンロードサービスである、YouTubeオーディオライブラリを使うと安心です。
オーディオライブラリはYouTube Studio内の「オーディオライブラリ」メニューから使うことができます。
楽曲と同様に、画像や映像も同様の注意が必要となるので十分に注意しましょう。
まとめ
YouTube概要欄に適切な情報を記載することは、動画の内容を充実させることと同じくらい大切です。
概要欄を活用し、チャンネルの認知度UPや集客に上手に繋げていきましょう。