YouTubeの再生回数や登録者が伸びる仕組みとは｜初期のころは検索から伸ばすのがおすすめ？

YouTube成長パートナーのケビンです。

YouTubeを始めた多くの方が最初に悩むのが、「どうやったら再生回数や登録者が増えるのか」という点です。

伸びる仕組みには明確な“流れ”があります。

この記事では、YouTubeがどのように動画を表示し、どのように視聴・登録へとつながっていくのかを解説します。

この記事は、『YouTubeの始め方・伸ばし方の教科書』を文字起こしした内容になっています。動画で見たい方はこちらもぜひチェックしてください。

YouTubeで動画が再生される流れ

YouTubeで動画が再生される流れは実はとてもシンプルです。

• 動画が表示される
• 表示された中からクリックされる
• 再生されて「いいな」と思われる
• 「また見たい」と思われたらチャンネル登録される

この流れがすべての基本になります。
つまり、どれだけ良い内容を作っても、そもそも表示されなければ再生されません。まず最初に重要なのは、「どうやって表示されるのか」という部分です。

YouTubeには検索とおすすめ（レコメンド）という大きく2つの入口があります。

• 自分でキーワード検索して見る
• ホーム画面に表示されたおすすめから見る

多くの人は、この2つを無意識に使い分けています。そしてYouTubeは、過去の視聴履歴や興味関心を分析して「この人はこれが好きそうだ」という動画を自動で表示しています。Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という仕組みと同じです。

つまり、視聴履歴＝興味関心が完全にデータ化され、好みに合わせて動画が並んでいる状態になっています。

ただし、チャンネル開設直後はこの履歴データがほとんどありません。そのため、

• 誰におすすめすればいいのか分からない
• 関連動画としても表示されにくい

という状態になります。これが、初心者が最初に伸びにくい大きな理由です。

検索されやすくするための工夫

チャンネル開設初期は、いきなりおすすめに乗るのは非常に難しいのが現実です。そこで重要になるのが検索からの流入です。

なぜ初心者ほど検索を意識すべきなのか、その具体的な戦略について解説します。

初期はオススメに乗りにくい

初期のチャンネルは、まだYouTubeに「このチャンネルはこういうジャンルですよ」という認識がされていません。そのため、最初からおすすめに出る可能性はかなり低いです。そこで重要になるのが、すでにニーズがある検索キーワードに関連づけることです。

特に意識すべきポイントは次の3つです。

• 動画タイトル
• 動画の説明文
• ハッシュタグ（タグ）

中でも最も重要なのはタイトルです。
例えば「やり方」「方法」「コツ」「注意点」など、実際に多くの人が検索しているワードをタイトルに含めることで、検索結果に表示される可能性が高まります。

また、動画の説明文も非常に重要です。

• この動画は誰向けなのか
• どんな悩みを解決するのか
• どんな内容なのか

これらを文章としてしっかり入れておくことで、YouTubeのAIが「この動画はこういうジャンルの動画だ」と正確に判断できるようになります。本で言えば、タイトルと目次のような役割です。

季節性・時事性・ニュース性に関連するテーマも非常に有効

例えば、

• 夏→熱中症対策・暑さ対策
• 話題のニュース→物価高・米の値段
• 季節イベント→入学・入社・年末年始

こうした「今、世の中が関心を持っているテーマ」と、自分の発信内容をどう結びつけるかが、初期成長のカギになります。

単に「自分がやりたいこと」だけを発信していても、世の中のニーズとつながらなければ見られません。

• 自分が伝えたいテーマ
• 世の中が今求めているテーマ

この2つをどう組み合わせるかを意識します。

見せ方の工夫

再生回数は「新しい人に見られる」だけではなく、「同じ人に何度も見られる」ことでも伸びていきます。また、保存やサムネイルの作り方も視聴行動に大きく影響します。

では次に、視聴者の行動とアルゴリズムとの関係について解説します。

繰り返し再生・保存・サムネイルが伸びに与える影響

例えば、やり方系の動画は、1回見ただけでは覚えきれないことが多く、繰り返し再生されやすい特徴があります。

• もう一度手順を確認したい
• あの部分だけ見返したい
• 実践するときに見直したい

このように、1人が何度も再生することも再生回数を押し上げる要因になります。

さらに、同じ悩みを持つ人は世の中にたくさんいます。

• YouTubeを伸ばしたい人
• ダイエットを成功させたい人
• 副業を始めたい人

こうした悩みは繰り返し検索されるため、1本の動画が長期間にわたって再生され続けることも珍しくありません。

また、「後で見る（保存）」という行動も非常に重要です。
保存されるということは、

• 繰り返し見たい
• 価値があると感じた

という明確なサインです。視聴者の“アクション”が発生する動画は、YouTube側から見ても「評価されている動画」と判断されやすくなります。

そして、忘れてはいけないのがサムネイルです。

同じ内容の動画でも、サムネイルの表現によって反応は大きく変わります。

• 「うまくいく方法」
• 「これをやると失敗する」

この2つは本質的には同じ内容であっても、受け取る印象はまったく違います。

• ポジティブ訴求
• ネガティブ訴求（危機感）

どちらが正解というものはなく、チャンネルや視聴者によって反応が異なります。だからこそ、

• 伸びなければ見せ方を変える
• タイトルやサムネイルを変えて再検証する

この繰り返しが非常に重要だと考えています。

再生されても登録されるとは限らない理由

動画が再生されることと、チャンネル登録されることは別物です。なぜ「再生されたのに登録されない」現象が起こるのか。

再生は「ちょっと気になる」という動機で起こります。しかし、チャンネル登録は、

• 共感
• 信頼
• 価値の実感

がなければ起こりません。

例えば、

• 危機感を煽られてとりあえず見た
• タイトルが気になって開いた

この段階では、まだ登録される段階ではありません。
動画の中身を見て、

• 「この人の話は納得できる」
• 「またこの人の話を聞きたい」

と思えたとき、初めて登録につながります。

だからこそ私は、テーマをどちらかに振り切ることが重要だと考えています。

• 成功に振り切る
• 失敗に振り切る
• ポジティブに振り切る
• 危機感に振り切る

中途半端な表現よりも、色がはっきりしている動画の方が、視聴者の感情に刺さりやすくなります。

すぐに結果を求めすぎないことが最大のポイント

YouTubeを始めると、多くの方が「すぐにバズりたい」「すぐに結果を出したい」と考えます。しかし実際には、安定して伸びるまでには時間がかかります。

初心者が最もくじけやすいポイントと、それを乗り越える考え方とは。

私はこれまで複数のチャンネルを運営してきましたが、どのチャンネルも最初の3ヶ月〜半年はほとんど伸びませんでした。

• 投稿しても再生されない
• 登録者が全然増えない
• モチベーションが下がる

これは、誰もが必ず通る道です。そしてこの時期に「もうダメだ」と辞めてしまう人が本当に多いです。

しかし実際には、

• 内容が悪いわけではない
• まだ表示されていないだけ

というケースが非常に多いのです。

だからこそ、

• 見せ方を変える
• 切り口を変える
• 角度を変える

という検証を続けながら、とにかく継続することを最も重要視しています。

支え合える環境があると継続力は何倍にもなる

YouTubeは基本的に孤独な作業です。一人で続けていると不安や迷いが積み重なります。

1人でやっていると、

• 不安になりやすい
• 判断に迷いやすい
• モチベーションが下がりやすい

という状態に陥ります。

しかし、仲間がいると、

• 客観的な意見がもらえる
• 行き詰まったときに相談できる
• 継続する理由が増える

という大きなメリットがあります。

常に「この先に伸びる道がある」と分かっていれば、人は踏ん張れると考えています。逆に、このまま進んで大丈夫なのか分からない状態ほど不安なものはありません。

まとめ：YouTubeは正しい仕組みを理解すれば必ず前に進める

YouTubeが伸びるかどうかは、才能よりも仕組みの理解と継続がすべてです。

本記事でお伝えしたポイントをまとめます。

• 発信したいことと、ニーズのバランスを考える
• タイトル、動画説明欄を活用する
• 同じ内容でも見せ方を工夫する
• 一喜一憂せず、様々な方法を試す

YouTubeは短期勝負ではありません。
正しく理解し、正しく努力すれば、必ず“結果が積み上がるメディア”です。一緒にがんばりましょう！

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