【お客様の声】株式会社山本製作所
山形県東根市にある株式会社山本製作所は、2012年よりYouTubeチャンネル「株式会社山本製作所オフィシャル」を開設。農業・精米・環境関連機器事業の各製品を紹介している。
アートブレインズでは2023年よりチャンネルの企画・撮影・編集・分析改善を担当させていただいており、記事執筆現在(2024年7月)チャンネル登録者数は2,800人を超え拡大中。
広報部の正成さんと大泉さんに、YouTube始めてからの反響や運営していく上で心がけていることなどお話をお伺いいたしました。
YouTubeを始めたキッカケは?
もともとYouTubeチャンネルはお持ちでしたが、本格的に配信を始めようと思われたきっかけなどお伺いできますか?
YouTubeチャンネル自体は12年前ぐらいからやっていたのですが、新製品が出たら載せるかとか、メンテナンスの動画見たがってるから載せるかとか、世間一般的にやった方がいいなっていうぐらいでやってたっていうのが当時ですね。
ただ、最近は農家さんや生産者の方も大規模化・集約化してライスセンターというものを建てる方が増えているんです。だけど弊社の課題として、「穀物乾燥機の山本製作所」というイメージは生産者の方の中では定着してるんですけども、「ライスセンターの山本製作所」はあまり定着していなかったんですよ。
ライスセンターの中の何かはやってるだろうけども、本当は全体ができるのですが、そういったイメージが完全には浸透していないなと感じてまして。
それでライスセンターの施設の紹介をYouTubeでやりたいなと。
情報発信をするうえで、YouTubeを選んだ理由はありますか?
YouTubeという媒体を選んだ理由は、生産者の方に話を聞いてますと、やっぱりご年配の方が多いんですけども、それでも見てるっていうのがYouTubeが多かったもので。
かつYouTubeで「ライスセンター」と検索すると、種類が多くないにも関わらず全部の動画が何万回と視聴されていて、生産者の皆様が情報に飢えているんだろうと推測したんですね。
じゃあライスセンターの動画の中でも、今までにないようなものがあれば、しっかり視聴も獲得できるしSNSの中では最適かなと考えました。
カケアイで意識していることは?
YouTubeで発信をする上で意識していることはありますか?
視聴者が疑問に思いそうなところを事前に考えたり、私たちは普段営業としてお客様に紹介している側ではない分、お客様目線から見れるというところもあって、視聴者により分かりやすく、楽しく伝えられるようなカケアイができたらいいなと思っています。
YouTubeを始めてからの反響は?
YouTubeを視聴されたお客様からの反響などいかがですか?
我々が生産者の方と接するのは撮影時なのですが、その際に「見たよ」とか「チャンネル登録してるよ」みたいな方もちょこちょこ増えてきています。
また現場の営業所が色々あるんですが、展示会で所長から「YouTube見たよ」と声をかけられることが増えたり、出演した方が話しかけられたのがきっかけで盛り上がることもあります。
YouTubeに注力すると言った昨年の5月ぐらいから最初の数ヶ月は、営業の方も正直そこまで…協力的じゃないとまでは言わないですが、なんかやってるなぐらいの感じだったんですよ。
ただ、現場で実際にお客様や販売店さんからすごくいいねって言われることが増えたようで、今ではかなり応援してくれる方が社内でも増えてますね。
アートブレインズの良いところは?
普段は東京と山形で、リモートでご一緒していますが、弊社の良いところがもしあれば(笑)教えてください。
実は今日、リアルでは初めてお会いしたんですよね。
近くにいていつも直接お話しさせてもらってるぐらい距離も近いし、親身になって私たちの課題や相談に乗ってくれてるのは本当にありがたいなと思ってます。
相談してる内容もYouTubeの運用だけじゃなく、LINEや他のSNSへの導線なども相談させてもらってるのもすごい助かりますよね。
マーケティング全体の目線を持ってらっしゃるので、YouTubeだけに特化してるわけではなく、ウェブマーケティング全般でどうした方がいいかをアドバイスしてくださるんで、それがすごく助かってますね。
動画の完成に向けたやり方などで感じたことは?
動画の編集や完成までのやり方に関して、感じられたことはありますか?
藤森さんはもちろんなんですけど、動画編集ディレクターの石川さんには本当にお世話になっています。
申し訳ないぐらい色々協力していただいています。
対応がすごく柔らかくて。
我々もホームページやカタログなどで色々な制作会社さんとやり取りをすることがありますが、何回も編集の依頼を出すとどうしても「ちょっとイラっとしてるんだろうな」みたいな雰囲気を感じる時がたまにありまして(笑)
でも、石川さんは常に柔らかく包み込んでくれて、一旦受け止めてくれるんですよね。
石川さんはすごく頼もしくてやりやすかったですね。スピード感もすごく助かりました。
嬉しいお言葉をありがとうございます!
石川(弊社スタッフ)も喜びます!
スピード感もすごく助かりました。
本当にかなりタイトなスケジュールで相当な本数を作らなきゃいけなかったのですが、我々の伝え方もうまくないからもう1回修正してください、みたいなことを繰り返してしまいました。
ですが、やっぱり妥協せずいいものを作るという思いは一致していて、特にライスセンターの日の動画は今までのシリーズものと違って新しいことばかりで余計に編集が多かったんですが、なんとかやっていただけて非常に信頼が厚くなりました。
1ヶ月半~2ヶ月で、全く0からの動画を4~5本お願いしたんですよね。なおかつYouTubeライブをこの日にやりますというのは決まっていたので、その日に向けてお互いやるしかないという状況でした。
こういう風な動画にしたいという形は私たちの中で決まっていたので、目指すところや理想の思いも強く完成度を高めたかったがゆえ、せめぎ合いも何回もありました。
ただ最終的にはすごかったんです、反響が。
本当におかげ様ですごかったですね。
リアルタイム視聴でも350~400人ぐらいが見てくれて、2時間ぐらいだったので離脱が結構あるかなと思ったんですが、ほぼ離脱もなく安定してずっと多くの方に見ていただけました。
アンケートもお願いしたんですけど、160件ぐらい回答があり、10段階評価で8.4点ぐらいだったんですよ。
しかも当社のユーザーさんではなく他社のユーザーさんでもすごく高い点数をつけてくれてまして、やって良かったなって思いましたね。
もちろん内容も良かったっていう声や、業界に先駆けてこういう取り組みをした心行きを評価してくれたような意見も多かったですね。
これから発信していきたいことは?
YouTubeを本格始動されたから、あっという間に2年目に突入されますが、今後の抱負などございますか?
おかげ様で結構いい感じで進んでいますので、既存シリーズの連載をしっかり進めながら、今までおろそかになっていたショート動画に注力していきたいです。
あとはやっぱり、年末の怒涛のライスセンターの日(笑)の2回目も、またお力を借りしたいと思っています。
これからも引き続きよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。