【お客様の声】着物を着る。を楽しむ|石田節子着付け呉服店
2020年よりYouTubeチャンネル「きものせっちゃんねる」を開設。店舗で販売している着物を中心に毎月コーディネート提案や催事の事前告知などを通じて多くの新規顧客層を開拓。
アートブレインズでは開設初期よりチャンネルの企画・撮影・編集を担当させていただいており、チャンネル登録者数は10,000人を超えるチャンネルに拡大中。
代表の石田節子さんにYouTube開設に至った経緯や始めてからの反響などお話をお伺いいたしました。
コロナ禍により店舗への来店が減少した2020年。
YouTubeを始めて1年弱経ちますが、始めたきっかけは何だったのですか?
(コロナ禍)で1ヶ月お店を閉じていた時に、いつも来て下さるお客様や生徒さんが来れなくなったので、何か出来ないかなと思っていて。
その時、YouTubeがあるなとおぼろげには思っていたの。YouTubeで自分の知識、着物に関することを知らせることで少しでも着物を着てくれる人を増やしたかった。
ちょうどその時に若いスタッフも入って来たので、じゃあ一緒にYouTubeをやろうと。
それでケビンが沢山のYouTubeチャンネルを撮っていることを知っていたので電話してみたら「いいですよー」と快く引き受けてくれて。
自分たちでは編集が出来ないし、それでお願いすることにしたんです。
YouTubeを続けるうちに自然と「カケアイ」をしながら配信するスタイルに
YouTubeを始める前と後で変わったことはありますか?
最初は歌って踊ったりしたいと思っていたの(笑)でも段々と着物に特化していった。
一発目は着付け動画だったけど、私はその他の着付け動画はあまり撮りたくないと思っていた。
うちは違うおもしろいものを、と思って常にケビンとアイデアを出し合っていたら、いつのまにかカケアイしながらの配信になったんだよね。私はそれがとてもやりやすかったし、よかった。
そうしたらどんどん来てくれるお客様も増えて、知ってもらえるチャンスも増えたので効果を実感しています。
ケビンにも最初に話したけど、元々、YouTubeで宣伝をしようとはと思っていなかったの。少しでも、休んでいる方に自分の情報を届けたかっただけ。
なのに何やらすごいんだなと。番組を見て意見をいただいたらすぐに反映して、ケビンと一緒に作ってきた感じ。
YouTubeを通じてお店の発信で大切にしていること
発信する上で大切にしていることは何ですか?
着物を好きな方が見てくれる番組だと思っているので、その方が少しでも為になったな、とか、こういう風にやればいいんだ、と思ってくれるようなヒントになったら良いなと思いながらしゃべっています。
今まで培われてきた日本の着物というものを掘り下げていくのも、うちは着付けもレンタルも全部出来るから、その集大成になったと思っています。
私は、TVやCMの裏方であるスタイリストが仕事で、出る側の人のサポートだったから、YouTubeで出る側に回った時に、私だったらこういう風にしたいなと演者と裏方の両方の目線で見れます。
それを、どう思うかケビンに意見を聞くと、「こっちの方が良いんじゃないですか?」と意見をくれて、相談出来るのがとても良いです。
見てくれた方が色々と意見をくださるのも勉強になります。買ってくれる方はこういうところを見るんだ、こういうところが足りないんだ、といういただいた意見を反映していつも番組を作っています。