【AI議事録自動作成ツール】「tl;dv」の機能と特徴を徹底解説

オンライン会議が日常となった今、議事録作成の効率化は多くの企業にとって重要な課題です。そんな中で注目を集めているのが、AI搭載の議事録作成ツール「tl;dv（ティーエルディーブイ）」です。

本記事では、tl;dvの概要や特徴、メリット・デメリット、料金プランについて詳しく解説します。

AI議事録自動作成ツール「tl;dv」とは

tl;dvとは、オンライン会議の録画と文字起こしを自動で行い、AIを活用して議事録を作成するツールです。誰でも無料で使うことができます。

tl;dvの名前は「Too Long; Didn’t View（長すぎて見なかった）」の略称で、長時間の会議内容を簡潔にまとめるという特徴を表しています。

AI議事録自動作成ツール「tl;dv」の特徴とメリット

tl;dvには、以下4つの特徴とメリットがあります。

文字起こし・要約機能

AIが自動で文字起こしを行い、重要なポイントを要約してくれます。

議事録の各項目に対応する録画部分にジャンプできる機能もあるため、必要な情報に素早くアクセスすることができ、会議の振り返り作業が格段にラクになります。

高い汎用性

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど、主要なWeb会議プラットフォームと連携しているため、さまざまなシーンで活用することができます。

また、Googleカレンダーとの連携も可能なので、会議名や参加者名も議事録に自動反映させられます。

質問機能

会議の内容に対して、質問することができます。

たとえば「会議の議事録に基づき、言及されたすべてのバグの詳細な要約を作成してください」と入力すれば、AIが議事録の中から答えを探して返答してくれます。

現状、質問入力は英語のみ受け付けられていますが、翻訳もAIを使えば簡単に質問機能を使うことができます。

多言語対応

30か国語以上の言語から、出力言語を選択することが可能です。グローバルなコミュニケーションを円滑化してくれます。

対応可能言語：

英語、スペイン語(メキシコ)、スペイン語、ポルトガル語(BR)、ポルトガル語(PT)、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、オランダ語、ロシア語、中国語(北京語)、韓国語、日本語、英語(ヒンディー語)、英語(イギリス)、英語(オーストラリア)、ヒンディー語、フィリピン語、タイ語、ウクライナ語、トルコ語、ルーマニア語、ポーランド語、ハンガリー語、チェコ語、ヘブライ語、ノルウェー語、カタロニア語

AI議事録自動作成ツール「tl;dv」のデメリット

出力時間の制限

料金プランについては後述しますが、有料プランであっても出力されるデータは80分までとなっています。扱う文章量が多くなると、どうしてもAIの精度が落ちる傾向にあるため、臨界点として捉えているのだと思われます。

使用時の配慮事項

tl;dvを実際の会議で使用する場合は、tl;dvが「ノートテイカー」という名でいち参加者となり、会議への参加を許可する必要があります。

「不明な人物が会議に参加している」と懸念される可能性があるため、AIで録音することを事前に共有しておくことが推奨されます。

またtl;dvは海外製品のため、セキュリティの観点から使用できない企業もあるかもしれません。

しかし、裏を返せば「AIを活用している進んでいる会社」というイメージを与えることもできますし、たとえば「こんなツールがあるんですね」と会議前のアイスブレイクにも一役買うこともあるでしょう。

AI議事録自動作成ツール「tl;dv」の料金

tl;dvは、以下の4つの料金プランを提供しています（2024年9月現在）。

個人で利用する場合は、無料のFreeプランでも問題なく十分に活用することができます。

チームで共有したい場合は、有料プランを選ぶのがおススメです。

各プランの詳細や最新の価格情報については、tl;dvの公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。

AI議事録自動作成ツール「tl;dv」のまとめ

tl;dvは、議事録作成の効率化と情報共有の円滑化を実現する強力なツールです。

導入を検討している組織は、自社のニーズや予算に合わせて最適なプランを選択し、効果的な活用方法を探ることが重要です。

無料で活用することもできるため、まずは気軽にtl;dvの使用感を確かめてみてはいかがでしょうか。

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