YouTubeで稼ぐ方法|もう広告収益は稼げないのか?|月10万→月30→月100万以上と稼ぐなら
YouTube成長パートナーのケビンです。
本記事では「YouTubeはもう稼げなくなってきているのか?」というテーマについて解説します。
YouTubeで稼げないという話題は、ニュースや他のYouTube動画でもよく目にします。趣味として運営している方にとっては、あまり関係のない話かもしれませんが、「副業として収益を得たい」「本業としてチャンネルを育てたい」という目的を持つ方にとっては、とても重要なテーマです。
この記事では、現在のYouTubeでどのようにして稼ぐのか、そして2025年以降でも通用する稼ぎ方について、詳しく解説します。
この記事は、『YouTube成長パートナー・ケビンのスキルアップチャンネル』を文字起こしした内容になっています。動画で見たい方はこちらもぜひチェックしてください。
まず「いくら稼ぎたいか」を明確にする

YouTubeで収益を上げたいなら、最初に明確にすべきなのは「いくら稼ぎたいのか」という目標です。
これが定まっていないと、行動も戦略もぼやけてしまいます。
- 副業として月3〜5万円を目指すのか
- 本業並みに月10〜30万円を稼ぎたいのか
- もしくは会社を辞めても生きていけるように、月50〜100万円を稼ぎたいのか
目標金額によって、やるべき戦略がまったく異なります。
YouTubeは本当に「もう稼げない」のか?

私は2014年からYouTubeを運営しています。当時から「YouTubeはもう終わった」と言われていましたが、実際にはそんなことはありません。むしろ、やり方が変わってきただけなのです。
昔は広告収入(アドセンス)が主流でしたが、今は以下のように多様化しています。
- 企業が自社商品の販売促進に使うチャンネル
- 個人がアフィリエイトやサービス販売を行うチャンネル
つまり「再生回数で稼ぐ」時代から、「YouTubeを使って商品やサービスを売る」時代にシフトしているのです。
YouTubeの稼ぎ方は2パターン

YouTubeで稼ぐ方法は、大きく分けて次の2つです。
- 広告収入で稼ぐ(アドセンス・アフィリエイト)
→ 再生回数に応じてGoogleから報酬を得る - 商品やサービス販売で稼ぐ(自社ビジネス・PR)
→ YouTubeを販促チャネルとして活用する
広告収入の現実とハードル
広告収入で稼ぐには、まず登録者1,000人・再生時間4000時間をクリアする必要があります。
しかし、ここで挫折する人が多いのが現実です。
仮に収益化できても、再生単価はジャンルによって0.1〜1円ほど。月10万円を稼ぐには、少なくとも10万回〜100万回の再生が必要になります。
このハードルの高さが「YouTubeは稼げない」と言われる最大の理由です。
ヒカルさんとはじめしゃちょーの違いに見る「収益構造の変化」
人気YouTuberのヒカルさんは「広告収入が落ちた」と語り、一方ではじめしゃちょーは「増えた」と話しています。
なぜ同じYouTube業界でも結果が違うのでしょうか。
ポイントは「動画の尺(長さ)」です。
- ヒカルさんは元々30分〜1時間以上の長尺動画が多く、広告を複数挿入できるスタイル
→もともと収益性が高かったため、これ以上伸びにくい - はじめしゃちょーは、以前は3〜5分の短尺動画が中心
→それを20〜30分に伸ばしたことで、広告枠が増え、収益が倍増
つまり、再生時間の長い動画は広告を多く挿入でき、収益性が上がるという仕組みです。
YouTube広告全体の流れと現状

YouTubeの広告収入は一時的に波がありますが、alphabet(Google親会社)の決算を見ると、広告収益自体は年々増加しています。
企業がYouTubeを活用して自社のサービスを宣伝したいと考えるケースが増えており、広告市場はむしろ拡大傾向です。
したがって、「YouTubeが終わった」というよりも、「競争が激しくなった」と捉える方が正確です。
稼げる動画の特徴
広告収入でしっかり稼ぐ動画は、以下のような特徴があります。
- 長期間にわたって繰り返し再生される(ストック型)
- 視聴者の年齢層が高く、購買意欲がある
- ターゲットに合った広告が配信されやすい
特に中高年層をターゲットにした動画は、広告単価が高い傾向にあります。
月10万円を目指すためのポイント
広告収入だけで月10万円を目指す場合、次の点が重要です。
- 再生回数が安定している「稼ぐ動画」を作る
- 1本の動画で長時間視聴される設計にする
- 高単価ジャンル(ビジネス・教育・金融など)を狙う
また、広告収入に特化した教材コンテンツも活用することで、効率的に成長できます。
広告以外で稼ぐ「商品・サービス紹介」戦略

広告収入はハードルが高いため、登録者が少なくても始められるのが「商品・サービス紹介型」のチャンネルです。
たとえば以下のようなケースです。
- お店や企業が自社の商品・サービスを紹介する
- 個人がレビュー動画を通してアフィリエイト収益を得る
この方法なら、登録者が0人からでも始められます。
実際の企業チャンネルの事例
私たちが支援している企業チャンネルの多くは、「自社商品の販売」を目的に運営されています。
たとえば着物ブランドなど、売りたい商品が明確な場合は非常に効果的です。再生回数が1,000回でも、1人が購入してくれれば売上が成立するのです。
重要なのは「誰に届けるか」「どんな課題を解決できるか」を意識することです。
個人でもできる「レビュー動画」で稼ぐ方法
お店を持っていなくても、レビュー動画を通じて収益を得ることができます。
例としてコスメ系YouTubeを挙げましょう。
新作コスメを自分で使ってみて、使用感やおすすめランキングを紹介する。動画の概要欄にAmazonや楽天のリンクを貼り、購入が発生すれば数%の報酬が入る。
これが「アフィリエイト型YouTube収益」の基本です。
売れる動画と売れない動画の違い
実際にやってみると、次のような傾向があります。
- 再生回数は多いのに売れない動画
- 再生回数は少ないけれど売れる動画
後者の場合、視聴者の悩みが明確で、問題解決型の商品が刺さっているケースが多いです。
このように、売れる動画は「課題解決」に直結しているのが特徴です。
目標金額から逆算して稼ぎ方を設計する

稼ぎたい金額が月3万円なら、
- 単価1万円の商品を3つ売るのか
- 単価1,000円の商品を30個売るのか
これにより戦略がまったく違います。
お店を持っている人なら、既存の商品ラインナップから逆算できます。
個人であれば、どんなジャンルであれば発信できるか、どんな商品を紹介できるかを考えるのが第一歩です。
YouTubeは「収益化できなくても稼げる」
チャンネル登録者数が1,000人に満たなくても、YouTubeで収益を上げることは可能です。
広告収益だけが稼ぎ方ではありません。
商品・サービス販売、アフィリエイト、コンテンツ販売など、複数の手段を組み合わせることで、安定した収益を得られます。
成功のために必要なのは「継続」と「改善」
YouTubeは続ける中で必ず停滞期があります。
しかし、その時に改善を繰り返すことができるかどうかが、成長の分かれ道です。
- 再生回数が伸びない動画の原因を分析する
- 視聴者の反応をコメントやアナリティクスで確認する
- 試行錯誤を重ねながら改善を続ける
私たちも複数の企業チャンネルを運営する中で、停滞期を何度も乗り越えてきました。
数字が伸び悩むときこそ、「新しい施策」を試すチャンスです。
まとめ|YouTubeで稼ぐ道はまだまだある
YouTubeは決して「オワコン」ではありません。むしろ、やり方を変えればまだまだ稼げるプラットフォームです。
- 広告収入で安定的に収益を得る
- 商品・サービス紹介で直接的に売上を上げる
- 目標金額から逆算して戦略を立てる
これらを意識してチャンネルを運営すれば、登録者1,000人に届かなくても十分に成果を出すことができます。
今後もこのチャンネルでは、再生回数の伸ばし方だけでなく「稼ぎ方」そのものについても詳しく解説していきます。
質問や相談がある方は、コメントやLINEからお気軽にお問い合わせください。
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