【来店者急増!?】来店促進に動画の活用がおすすめな4つの理由!
店舗経営をする上で、来店促進対策は欠かせない項目の一つです。
そんな店舗経営者の方の中には
「チラシを配ってもなかなか集客、来店には繋がらない」
「一度足を運んでもらえば良いものだと分かってもらえるのに」
「来客者UPにつながる効果的な対策は?」
などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、来客数UPのためのおすすめの方法、動画を活用した来店促進について解説していきます。
この記事を読むことで、動画での来店促進がいかに効率的かつ有効かがお分かり頂けると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
【基礎知識】動画以外の紙媒体でももちろん来店促進は可能
動画での来店促進について説明する前に、まずは紙媒体による来店促進について説明します。
紙媒体での広告は、自社の商品やサービスをアピールして来店促進を行う手軽な方法です。
紙媒体での広告には、主に以下のような種類があります。
- 新聞
- 新聞の折り込み広告
- 雑誌
- フリーペーパー
現在ではWEBサイトやSNSを活用した来店促進が拡大している中でも紙媒体による来店促進は今も多くの企業や店舗が利用しています。
以下、紙媒体のメリット、デメリットについて少し詳しく見ていきましょう。
紙媒体のメリット
紙媒体で商品やサービスの来店促進を行うメリットは以下のとおりです。
特定の地域に向けた情報発信が可能
地域に密着した店舗などの場合、来店者のターゲットはその店舗周辺で生活している人たちです。
ターゲットとしている周辺地域限定で集中的にチラシを配れば良いので、配布にかかる費用を押さえながら、効率的に店舗や商品をアピールすることができます。
高齢者層にリーチしやすい
今やSNSなどを使ったオンライン広告も増えてきていますが、高齢者にはまだまだ浸透が難しく、「SNSの利用には抵抗がある」と感じる人も多いでしょう。
その点、チラシの場合は手に取って見るだけで商品の紹介や、お得なキャンペーンなどの情報を手軽に入手することができます。
高齢者層に向けて来店促進をする場合には、WEBやSNSの来店促進戦略よりも紙媒体の方が有効と言えそうです。
費用が比較的安価
紙媒体の制作にあたる費用が比較的安価であることもメリットの一つです。
A4用紙片面フルカラーのチラシの場合の制作費用はおおよそ1~5万円、配布量は1枚当たり3円前後です。
たとえば、3万円で作ったチラシを周辺地域の10,000世帯に配った場合の費用は以下のようになります。
30,000円+(3×10,000)=60,000円
商品やサービスを紹介する動画の制作費用の相場が10万円から、クオリティーの高い物では200万円することを考えると紙媒体は費用をかなり抑えることができます。
紙媒体のデメリット
それでは紙媒体のデメリットとはどのようなものなのでしょうか?
若年層に届きにくい
スマホの普及により活字離れが進む若年層は、新聞を読むという習慣自体が少なくなっているため、新聞の折り込み広告に触れる機会は極端に少ないでしょう。
したがって、若者をターゲットにした商品やサービスを新聞の折り込みチラシに入れたとしてもリーチしにくいのが現状です。
情報量に限界がある
紙媒体は動画と比べて情報量に限界があるのもデメリットの一つです。
紙媒体の場合、一目で何を伝えたいかを理解してもらうために、大きな文字で読みやすくかつ分かりやすくする工夫が必要になります。
たくさんの情報を伝えようとして、文字サイズを小さくしたり、ぎっしり文字を詰め込んでしまうと読み手は「読み込むことが面倒くさい」と感じてしまうからです。
読み手に簡潔に伝わるようにデザインすることが必要な紙媒体は、たくさんの情報を載せることができないのが難点になります。
【結論】動画での来店促進は超おすすめ!4つの理由
動画を活用しての来店促進は、紙媒体に比べてよりその効果を高めることができます。
ここからは、動画による来店促進がおすすめな4つの理由について詳しく紹介していきましょう。
伝えられる情報量は文字の5,000倍
動画が来店促進に有効である一番のポイントは、以下のような静止画の広告媒体に比べ伝えられる情報量が圧倒的に多いということです。
- 折り込みチラシ
- 新聞や雑誌などの広告
文字、静止画、動画で情報の伝達量を比べると、静止画は文字の7倍、動画は文字の5,000倍の情報を伝えられると言われています。
更に2014年4月に、アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士のが行った研究では
- 1分間の動画から伝わる情報は文字に換算すると180万語
- Webページに換算すると役3,600ページ分
という結果が発表されています。
これだけ多くの情報を伝達できる動画で商品やサービスについて知ってもらえば、「お店に行ってみたい」と思ってくれる人もきっと増えるはずです。
視覚・聴覚の両方にアピール可能
チラシや雑誌の広告にはない、視覚や聴覚に訴えることができるのも大きな魅力です。
視覚 | 動画、テロップなど |
聴覚 | セリフ、BGM、効果音、環境音など |
- 実際に商品を使用している場面
- 使い方の説明
- 利用者の感想や体験談
- 効果音やBGM
視聴者は、視覚や聴覚を通して様々な情報を受取ることができるので、その分印象にも残りやすくなり、来店率も高まるでしょう。
ブランディング効果が高い
動画を活用し、企業理念や今後のビジョンを伝えることで商品やサービスだけではなく、ブランドイメージを伝えることもできます。
ブランドイメージを伝えることで、以下のような効果が生まれます。
- 商品やサービスを知っている人が増える
- 企業の認知度が高まり、利用者の購買意欲を高まる
ブランディング動画を作ることで、来店促進の効果も高まるでしょう。
様々なメディアへの掲載が可能
動画を使って様々なメディアで情報を発信することができるのも大きなメリットです。
- テレビCM
- デジタルサイネージ(屋外、店頭、交通機関などに設置のモニターを使った動画広告)
- SNS(YouTube、Twitter、Instagram等)
上記を単体のメディアで掲載するのはもちろん、デジタルサイネージとSNSなど使用するメディアを組み合わせることでより多くの人へのリーチが可能となり、来店促進にも繋がります。
動画で来店促進の種類と対象ターゲット
以下は動画で来店促進ができるメディアのそれぞれの特徴と狙うべきターゲット層です。
メディア | 内容 | ターゲット |
テレビCM | 多くの人に見てもらえるが費用も高額 | 30歳~の男女やファミリー層 |
デジタルサイネージ | 以下のようなディスプレイ広告 ・店頭動画 ・交通広告 (駅、電車、バス、タクシー等) | 幅広い世代に有効 |
SNS | ・YouTube ・Facebook など | 主に若者世代 (SNSの種類により年齢層が異なる) |
動画を活用して来店促進を行う方法は上の表のようにさまざまです。
さらに、それぞれのメディアの特性により届けられるターゲット層が違ってきます。
10代~20代の若者世代は、テレビを見る習慣が少なくなってきているので、SNSでの情報発信が届きやすくなっています。
反対に年齢が高くなるにつれて「SNSは苦手」という人も増えていくので、テレビCMやデジタルサイネージの活用が有効です。
届けたいターゲット層に上手く伝わってこそ、来店促進に繋がります。
より高い来店促進効果を狙うためにも「誰に届けたいのか」を明確にし、目的に合ったメディアでの来店促進を行いましょう。
動画の来店促進にはO2Oがおすすめ
動画での来店促進はさまざまなメディアで行うことができますが、その中で最もおすすめなのがO2Oです。
O2Oとは「Online to Office」のことで、WEBサイトやインターネット、SNSなどのオンラインを使って集客を行い、オフラインである実店舗へ誘導する施策のことです。
インターネットの普及や、さらに現代ではスマホユーザーが増えたことにより、実店舗であってもオンライン上で動画を配信し、商品やサービス、店舗の雰囲気などを知ってもらうことで、来店促進効果が高まります。
動画の来店促進に有効なSNS
InstagramやTwitterなど多くの人が利用しているSNSで動画を活用すれば、来店促進の効果がより高まるでしょう。
さまざまな世代の人がSNSを使っていることを示すために、主なSNSとそのユーザー数、利用者層をまとめてみると以下のようになります。
SNSの種類 | ユーザー数 | 利用者層 |
2,600万人 | 20~50代のビジネス層が多い | |
3,300万人 | 10~30代が最も多い 特に10代は70%程 | |
4,500万人 | 20代が最も多く80%弱 | |
YouTube | 6,500万人 | 10~50代まんべんなく80%以上が利用 60代は60%弱 |
上の表を見るとSNSの利用者層は全般的に若者世代が多いことが分かります。
しかし、それぞれのSNSの特徴により利用する利用者層が微妙に異なるのもお分かりいただけるでしょう。
例えば、Facebookは幅広い年代のビジネス層が利用、InstagramやTwitterは若者世代、YouTubeは60代を除き各年代まんべんなく利用しています。
自社の商品やサービスをどの年代に届けたいかにより、配信するSNSを選択することでよりターゲットにリーチしやすくなります。
また、一つのプラットフォームに限らず、InstagramとTwitter、FacebookとYouTubeなど組み合わせることでより多くの人に向けて来店促進を行うことができるでしょう。
来店促進動画はどうやって作るの?
それでは、実際に来店促進のための動画はどのようにして制作すれば良いのでしょうか?
主な方法とそれぞれのメリットデメリットをまとめると以下の表のようになります。
動画制作方法 | メリット | デメリット |
動画制作会社に外注 | ・クオリティーの高い動画 ・販売促進効果の高い動画が作成可能 | ・費用がかかる ・自社での動画制作スキルが上がらない |
フリーランスに外注 | ・動画制作会社よりも費用が安い | ・クリエイターによりスキルにバラつきがある |
自社で制作 | ・動画制作に必要なソフトなどはかかるが初期投資は少ない ・動画制作のノウハウを蓄積できる | ・プロに比べてクオリティーが劣る ・販売促進の効果がすぐには出にくい |
予算が十分に確保できる場合や自社での動画制作の経験がない場合には、動画制作会社への依頼が一番の近道です。
また、スキルの高い動画クリエイターを見るけることができれば、クオリティーも高くかつ費用も抑えた動画を製作することができます。
予算の確保が難しく、社内に動画制作のスキルを持つ社員がいる場合には、まずは自社で作ってみるという手も有効的です。
自社での動画制作の場合効果が出るまでには、時間がかかるかもしれません。
しかし、試行錯誤し改善を重ねながらスキルを身に付ければ、そのスキルは後々会社の財産になるでしょう。
求める動画のクオリティーや、予算に適した制作方法を選びましょう。
来店促進効果を高める動画作りの3つのポイント
最後に、より来店促進効果を高めるための動画作りのポイントを紹介します。
自社で動画を制作する際にはもちろん、動画を他社に外注する場合にも打合せ時のポイントになるので、ぜひチェックしてみてください。
ポイント1:施設内の雰囲気を伝える
初めて店を訪れる人は、「お店の中はどんな雰囲気なのだろう」「スタッフさんはどんな人?」など、施設内の雰囲気を知りたい人が多いでしょう。
店舗の認知度を高めるためにも
- 店の中の様子
- どんな商品を扱っているのか
- どんなサービスを扱っているのか
- 特徴は
などを動画に取り入れると、お客様も店内の雰囲気を知ることができ来店への門戸が広がります。
ポイント2:他店舗にはない強みをアピールする
数ある競合店の中で「このお店に行きたい!」と思ってもらうためには「他の店舗とここが違う!」という差別化の部分をアピールすることも大切です。
例えば
- 品揃えがどこよりも豊富
- 素材にこだわりがある
- 深夜まで営業している
- 駅からのアクセスが良い
など、他店との差別化を図り、より多くのお客様を店舗へと誘導しましょう。
ポイント3:今すぐに来店したい理由を作る
キャンペーンやセールなどで「今すぐに来店したい理由を作る」ことも来店を促進させる有効な手段です。
店舗の紹介や、他店との差別化をアピールしても、今行きたい動機を作らなければ「良さそうなお店が近くにあるからそのうちに行ってみよう」という所どまりになってしまう可能性があるからです。
たとえば、〇月〇日までなどの期間限定で
- 体験無料
- 半額セール
- 試供品を全員にプレゼント
- 商品を使ったワークショップ(食材ならレシピを提案する料理教室など)
上記のようなキャンペーンを行えば、お客様の来店のきっかけをすぐに作ることができ、来店の即効性が高まるでしょう。
まとめ
これからの時代、来店促進のための手段として動画の活用は欠かせません。
特に各世代での利用が拡大しているSNSを有効に使い、賢く来店促進を行いましょう。